平成30年北海道胆振東部地震SAR解析(第一報)

平成30年北海道胆振東部地震においてお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表します。
また被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

当研究室では、表題の地震災害について、宇宙航空研究開発機構: 陸域観測技術衛星第6回研究公募「PALSAR-2データを用いた山間地域における水害・土砂災害のコヒーレンス解析」の一部として以下の解析を実施したので、最初の結果概要を報告します。本結果を即時公開するのは、更なる解析検証のための外部情報・現地計測結果・UAVデータ等を広く募り、柔軟に研究協力体制を整えるためです。

使用データ:

2018年9月6日観測のPALSAR-2画像(ALOS2231542750-180906、Path18/Frame2750、標準プロダクトL2.1)および同年過去画像4シーン

解析手法:

  • 地震後画像(9/6観測)および同年の地震前画像(8/23; 7/26; 6/14; 5/17)から正規化後方散乱強度変化指標(NoBADI値)を計算
    (参照:https://agu.confex.com/agu/fm17/meetingapp.cgi/Paper/332212)
  • NoBADI値が2以上の画素についてフィルター処理(Focal statistics of majority at 10-pixel circle)
  • 1000m2以上の画素集合をベクター形式に変換

結果:

山間地域における土砂災害域が抽出できた。ベクター形式データを以下に公開する。なお、この結果には災害と無関係な土地被覆の特異な変化、山林斜面の倒れこみ、人工物の新規設置などに起因する誤抽出が含まれる。二次利用についてはクリエイティブ・コモンズ(CC BY-NC 4.0)に沿い、出典明記を条件に改変・二次利用等を許諾する。

https://drive.google.com/open?id=1vn7K7WiWWORmFgnIoBPQkHPwc9_1RY7z

謝辞:

使用データはJAXA/ALOS研究公募RA6の支援により提供された。

関連リンク:

JAXA地球観測研究センターALOS解析研究プロジェクトによる解析事例

抽出事例①:北海道勇払郡厚真町東和付近(国道235号線沿い)

抽出事例②:北海道勇払郡厚真町富郷付近(国道235号線沿い)

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免責事項:このウェブサイトから提供される全ての情報は、予告なしに変更または消去されることがあります。画像解析には細心の注意を払っておりますが、誤差や不確定性を含む可能性があります。したがって当サイトの情報を用いて行う一切の行為について何ら責任を負うものではありません。あらかじめご了承ください。

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